気配値
FXの為替取引には、一対一でのトレードというものは通常はありません。
不特定多数の人達が出している注文の中で行われています。
ですから、為替相場の価格は、その注文の中で最高値で買おうとしている人と、最安値で売ろうとしている人との接点で決まります。
ただ、当たり前ですが、注文はその接点のみが出されるわけではありません。
例えば1ドル=95円の相場の時に、1ドルを94円50銭で買いたいと買い注文を出す人もいれば、1ドルを95円50銭で売りたいと売り注文を出す人もいるはずです。
そのような注文の数は、FX用語の一つである「気配値」として、個々の投資家が見ることになります。
この気配値という言葉はFX用語以外でも、株などの用語でも使われています。
ですから、FX用語を知らなくても聞き覚えのある人もいるでしょう。
気配値とは、その為替の今後の値動きがどのように変化していくかという気配を示した値のことを指すFX用語です。
例えば、現在1ドル=95円でも、95円以下で買い注文を出す人が、95円で売り注文を出す人を遥かに上回るときには、その為替は価格を下げるはずです。
なぜなら、市場ではドルに95円以下の価値を期待する人が数多くいるからです。
逆に、95円で買い注文を出す人が、95円で売り注文を出す人を上回るときには、95円でもこれだけ売れるなら、これ以上の値段でも売れると考えられ、為替の価格は上がります。
なぜなら、市場では需要が供給を上回っているので、価格が上がっても売れる可能性が高いからです。
このような市場の動きが全てが、気配値によって決まると言っても言い過ぎではないのです。