IFO注文
一口に注文と言っても、FX用語の中には様々な注文があります。
その中の一つがIFO注文です。このIFO注文は、うまく使いこなせれば非常に強力な武器になります。
ただ、非常に強力な武器になる分、FX用語の注文の中でも、特に使い勝手が難しい部類に入ります。
このIFO注文は略語で、正式には「If Done One Cancels The Order」といいます。
これを見ると何となくピンと来るかもしれません。
このIFO注文は、他のFX用語の「IFD注文」と「OCO注文」を併用した注文の仕方なのです。
IFD注文は主に買い注文の際に使われるもので、OCO注文は売り注文で使われるものです。
だから、複合で使用可能なのです。
実際の使い方としては次のようになります。
例えば、現在の為替市場が1ドル=98円だったとします。
また、現在の市場の動向を分析する限り、1ドル=97円50銭〜98円20銭の範囲で値動きしている状況だったとします。
この場合、例えばIFD注文で下限の97円50銭に10銭上乗せした97円60銭で買い注文を、そして、上限の98円20銭より10銭差し引いた98円10銭で売り注文を出せば、利益を得る可能性が高いと言えます。
もちろん、必ず予想通りの成果が得られるとは限りません。
もしかしたら、急激に円高が進み、1ドル=97円位まで一気に下がる可能性もありえますし、そのときには、かなりの損失を出してしまうことになります。
また、ロスカットの売り注文を出して、収益を得るチャンスを失う可能性も否定できません。
そんなときに、有効なのがIFO注文なのです。
なぜなら、IFDでは一つしか出せない売り注文を、IFOでは二通り出せるのです。
上記の例で言うならば、1ドル=97円60銭で買い注文を出し、これがうまくいったら、98円10銭又は97円20銭で売る、といった感じの注文になるでしょう。
これで、損切りも利食いも可能になります。