空売り
「空売り」という言葉がFX用語にあります。
FXが不況に強いと言われるのは、この空売りが重要な働きを持っているからです。
空売りの手順は、実際は所有していない通貨を証券会社に借りて売る。
そしてその後で、その通貨を購入して返すという風になります。
FX用語以外にも空売りという言葉は使われますが、FX用語として使われる事が最も多いと言えます。
空売りの最大の特徴は、今後値が上がる通貨だけを探す必要がなく、下がる方も探せるという点です。
現時点で割高感のある通貨借りて売り、その通貨の価格が下がったところで購入して返す。
これで利益が得られるわけです。
通常の売買では、通貨の価格が安い時に買って、高い時に売る事で利益が出ます。
それ故に、市場が低迷したら当然損失が出てくる可能性が高いのです。
しかし、空売りというシステムがあることで、不況下であっても利益を狙えるのです。
これが、FXが不況に強いメカニズムと言えるでしょう。
ただ、一見簡単に思える空売りですが、実は意外と難しかったりします。
割安感のある通貨を探している時は、ほとんどの通貨が値を下げてしまうような印象を抱きがちです。
そのため「空売りなら儲けられるのに...」と思ってしまったりします。
しかし逆に、空売り目線で割高感の通貨を探すと、ほとんどの通貨が値を上げてしまうように感じてしまったりもします。
それは、自分にとって利益の出る動きばかりを追ってしまうからです。
人は欲を抑えるのは難しいものです。
そんな時に適切な判断ができれば、かなりFXに長けている人といえるでしょう。